頚部(くび)の病気
甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう)
どんな病気?
のどぼとけの下あたりにある「甲状腺」にできるしこり(腫瘍)です。ほとんどは良性ですが、中には悪性(がん)のものもあります。
主な検査
触診とエコー(超音波)検査でしこりの大きさや性状を評価します。必要に応じて、細い針を刺して細胞を調べる検査(穿刺吸引細胞診)を行います。
治療について
良性の場合は定期的な経過観察を行います。悪性が疑われる場合や大きくなる場合は、専門の医療機関へご紹介いたします。
唾液腺腫瘍(だえきせんしゅよう)
どんな病気?
耳の下(耳下腺)やあごの下(顎下腺)など、唾液を作る臓器にできる腫瘍です。多くは痛みのないしこりとして気づかれますが、顔面神経麻痺を伴う場合は悪性の可能性があります。
主な検査
エコー検査で腫瘍の性状を評価し、必要に応じてMRI検査や細胞診を行います。
治療について
手術による摘出が基本となります。悪性が疑われる場合は、速やかに専門病院をご紹介いたします。
唾石症(だせきしょう)
どんな病気?
唾液の通り道(唾液腺の管)に石ができてしまう病気です。食事の時にあごの下が腫れて痛むのが特徴です。
主な検査
エコー検査で石の位置や大きさを確認します。
治療について
お薬で経過を見ることもありますが、大きい場合は口の中から石を取り出す手術が必要になります。
頚部リンパ節炎(けいぶりんぱせつえん)
どんな病気?
首のリンパ節が細菌やウイルスの感染によって腫れてしまう状態です。痛みや発熱を伴うこともあります。
主な検査
触診とエコー検査で腫れの状態を評価し、必要に応じて血液検査を行います。
治療について
抗生物質などで治療を行います。長引く場合やしこりが硬い場合は、悪性疾患との鑑別のため精密検査が必要になります。




